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データ形式
行動データ(6種類の行動)
データ形式は過去のHASC Challenge と類似していますが、いくつか変更点がありますので、 過去のHASC Challengeに参加された方も下記の内容を参照してください。 HASC Challengeでは,加速度データや角速度データなどの行動データ(*.csv)、 メタデータ(*.meta)、ラベルデータ(*.label)の3種類のデータ形式を扱います。
学習データ
- 対象とする行動:『静止(直立)』『歩行』『ジョギング』『スキップ』『階段を上る』『階段を下りる』の6種類
『スキップ』についてはこちらを参考にしてください。 - 1回の計測時間: 20秒
- 1人あたりの計測回数: 5セット
- 必要データ: 5人分
- 行動データ(*.csv)+メタデータ(*.meta)の提出
- ファイル名は半角英数字で、1計測毎にユニークな名前をつけてください。
ex)hasc_walk1.csv , hasc_walk1.meta , hasc_jog2.csv , hasc_jog2.meta
シーケンスデータ
- 全行動が含まれた行動データ
- ひとつの行動は10秒以上続けなければいけない
- 1回の計測時間: 5分
- 1人あたりの計測回数: 1セット
- 必要データ: 5人分
- 行動データ(*.csv)+メタデータ(*.meta)+ラベルデータ(*.label)の提出
- 可能ならシーケンスの様子のビデオをつけてください(後ろ姿でもOK)
- ファイル名は半角英数字で、1計測毎にユニークな名前をつけてください。
ex)hasc_test1.csv , hasc_test1.meta , hasc_test1.label
実環境データ
- ランドマーク間の移動
- 1人あたりの計測回数: 1セット
- 行動データ(*.csv)+メタデータ(*.meta)+ラベルデータ(*.label)の提出
- ファイル名は半角英数字で、1計測毎にユニークな名前をつけてください。
ex)hasc_test1.csv , hasc_test1.meta , hasc_test1.label
行動データ(*.csv)
データの構成 -(加速度の場合)
- ファイル名:*-acc.csv (*は任意に設定可)
- csv形式
- [時刻(sec)],[X軸(G)],[Y軸(G)],[Z軸(G)]
1.0(G)≒9.80665(m/s2) - 学習データ:20秒、シーケンスデータ:5分
- サンプリングレート:10~100(Hz)


データの構成 -(角速度の場合)
- ファイル名:*-gyro.csv (*は任意に設定可)
- csv形式
- [時刻(sec)],[X軸(rad/sec)],[Y軸(rad/sec)],[Z軸(rad/sec)]
- 学習データ:20秒、シーケンスデータ:5分
- サンプリングレート:10~100(Hz)


データの構成 -(地磁気の場合)
- ファイル名:*-mag.csv (*は任意に設定可)
- csv形式
- [時刻(sec)],[X軸(μT)],[Y軸(μT)],[Z軸(μT)]
- 学習データ:20秒、シーケンスデータ:5分

データの構成 -(GPSの場合)
- ファイル名:*-loc.csv (*は任意に設定可)
- csv形式
- 学習データ:20秒、シーケンスデータ:5分
- HASC Loggerを使った場合、@以降は削除してください。

メタデータ(*.meta)
サンプルファイル
6種類の行動データ用メタファイル:サンプルはこちらから入手
実環境型行動データ用メタファイル:サンプルはこちらから入手
データの要素
以下の項目に関する情報は必ず入れてください。もちろん、上記の例以外の要素を追加していただいても構いません。 今後の参考にさせていただきます(氏名などの、個人情報は、なるべく要素としないようにしてください)。 コロン(:)や、セミコロン(;)は、半角でお願いします。
- TerminalType
使用デバイスに関する情報をセミコロン(;)で区切って記述します。
メーカ情報;デバイス情報;OS情報;その他情報という形式で記述して下さい。
ex) TerminalType: ATR;WAA004
ex2)TerminalType: Apple;iPod touch 4G;iOS 4.3 - Frequency(Hz)
計測周波数です。10~100Hzの中から選択してください。
ex) Frequency: 50 - Gender
被験者の性別を書いてください。male, femaleから選択してください。
ex) Gender: male - Generation
被験者の世代を書いてください。年代と世代(early,late)を入力してください。
ex) Generation: 20;early
ex2) Generation: 30;late - Height(cm)
被験者の身長を入力してください。健康診断結果の使用を推奨します。
ex) Height(cm): 172 - Weight(kg)
被験者の体重を入力してください。健康診断結果の使用を推奨します。
ex) Weight(kg): 63 - Shoes
被験者の靴の種類を記述してください。もし材質に特徴があればhard,soft等の情報を追加してください。
ex) Shoes: sneakers
ex2)Shoes: leather shoes
ex3)Shoes: mule;hard - TerminalMount
センサ取り付け状態を記入してください。 fixed , freeのどちらかを選択 - fix:センサの可動範囲が、装着部位に対して1cm程度以内, センサの傾きの幅が10度以内
ex) センサが体に固定バンドで装着されている状態 - free:固定条件を満たしていない場合
ex) センサをズボンのポケットに入れて計測 - TerminalPosition
下図を参考にして、センサデバイス取り付け位置に関する情報を記入してください。
TerminalMountがfixedの場合左図を参考にし、TerminalMountがFreeの場合右図を参考にしてください。
(図の読み方)Tree構造になっているので、先頭から順に該当する項目をたどっていただき、各項目を半角セミコロン“;”に分けて入力してください。
ex) TerminalPosition: arm;left;hand
ex2)TerminalPosition: hip
ex3)TerminalPosition: wear;pants;waist;fit;left-front
ex4)TerminalPosition: wear;outer;neck;right - AttachmentDirection
下図を参考にしてセンサ取り付け方向を記入してください。
ex) AttachmentDirection: top
<<6種類の行動データで必要>>
- Activity
sequence , stay , walk , jog , skip , stUp , stDownの中から選択してください。
ex) Activity: stDown - Floor
データを収集したときの床の種類を記述してください。もし特徴があればhard,soft等の情報を追加してください。
ex) Floor: asphalt
ex2)Floor: carpet;soft - Place
データを計測した場所を記述してください。
ex) Place: outdoor - Weather
計測時の天候をfine, cloudy, rain, snowから選択し、記入してください。
ex) Weather: fine
- Start
行動開始地点を記入してください。
ex) Start: stationTicketGate
- Goal
行動終了地点を記入してください。
ex) Goal: building4F
<<必須要素>>
<<実環境データで必要>>
データの構成
メタデータの構成は以下の形式で統一してください。
key: value
文字は全て半角英語を使用してください。valueが複数ある場合は、セミコロン";"でvalueを区切ってください。 コロン(:)や、セミコロン(;)は、半角でお願いします。
参考:6種類の行動データ

参考2:実環境行動データ

ラベルデータ(*.label)
ラベルデータ作成方法については、チュートリアルのページのHASC Toolを使ったラベリングの項目を参照してください。
データの構成
下図を参考にして、以下の項目を記入してください。
- 必須:ラベルデータが対象としている行動データの絶対パス
- 任意:ラベルデータが対象としている音声データの絶対パス
- 必須:行動ラベル情報
- 任意:イベント情報

行動ラベル情報
6種類の行動データ
stay, walk, jog, skip, stUp, stDownから選択しラベル付をしてください。
実環境データ
(図の読み方)Tree構造になっているので、先頭から順に該当する項目をたどっていただき、各項目を半角セミコロン“;”に分けて入力してください。 尚、同じ時刻に複数の行動をとる場合、ラベルを重複させても構いませんので、可能な限り正確につけてください。

ex) 5061.546,5090.268,walk
ex2)
5153.366,5164.758,escalatorUp
5154.309,5163.452,walk
イベント情報
(図の読み方)Tree構造になっているので、先頭から順に該当する項目をたどっていただき、各項目を半角セミコロン“;”に分けて入力してください。
尚、indoor(歩いていて3秒間空が見えない), outdoor(歩いていて3秒以内で空が見える)と定義します。

ex) 5101.354,,move;floor;1F
ex2) 5282.791,,door;auto;open
提出フォルダの構成
6種類の行動データ
- 参加登録確認メールにエントリー番号が記載されているので、entry+エントリー番号を提出フォルダ名としてください。
ex)エントリー番号が02の場合:entry02 - 提出フォルダの中に、行動毎の指定フォルダ名リストを参考に、行動フォルダを作成してください。
<<行動毎の指定フォルダ名リスト>>
- シーケンス:0_sequence
- 静止:1_stay
- 歩く:2_walk
- ジョギング:3_jog
- スキップ:4_skip
- 階段を上る:5_stUp
- 階段を下りる:6_stDown
- 行動フォルダの中に被験者フォルダを作成してください。
- 1人目:person_1
- 2人目:person_2
- 3人目:person_3
- 4人目:person_4
- 5人目:person_5
- 行動者フォルダの中に、学習データ(5セット) or シーケンスデータ(1セット)を保存してください。
- 学習データの場合:加速度データ、メタデータが5つずつあります。
- 1計測毎に、行動データ(.csv)、メタデータ(.meta)の各ファイルの名前を統一してください(下図参照)。
- シーケンスデータの場合:各種行動データ、メタデータ、ラベルデータが1つずつあります。
- 1計測毎に、行動データ(.csv)、メタデータ(.meta)、ラベルデータ(.label)の各ファイルの名前を統一してください(下図参照)。
<<被験者フォルダ名リスト>>



実環境データ
- 参加登録確認メールにエントリー番号が記載されているので、entry+エントリー番号を提出フォルダ名としてください。
ex)エントリー番号が02の場合:entry02 - 実環境行動データのサンプルデータを参考にして、提出フォルダを作成してください。
- 必要なファイル:行動データ (*.csv),メタデータ (*.meta),ラベルデータ (*.label)
- 1計測毎に、行動データ(.csv)、メタデータ(.meta)の各ファイルの名前を統一してください(下図参照)。